“次のMyDoom”を食い止めるウイルス対策技術は――?-

セキュリティホールを利用しているわけでもなく、添付ファイルを実行することで感染するウィルスであるMyDoomは今後も永遠として消えるわけではなく…。沈静化はするでしょうけど、ウイルス対策ソフトを入れてない人間がいる限り感染は続くでしょう。ウイルス対策ソフトを入れたからと言って、パターンファイルが更新されるまでの間に感染する可能性だって捨てきれないわけで。

 「根本的な疑問として、Outlookで添付書類を実行できるのは、機能なのか、それともバグなのか。私はバグだと思っている」(シュナイアー氏)

バグなんでしょうか。
実行できなくして、保存をしないダメなようにしたとしても、最終的には実行できるわけで。警告を出しても実行するのだから、しょうがないのかと。まぁ、そうも言ってられないのが現状なのかもしれませんが。
MyDoomの目的はSCOとMicrosoftへのDoS攻撃が目的であったのですが、これがPC内へのダメージを与え、共有ファイルにも片っ端から攻撃を起こすようなウイルスだった場合どうなっていたか。前に流行したブラスターも破壊的な行動はおこなわなかったですし。外部に迷惑かけるけど、俺のパソコンが壊れる訳じゃないな〜とか思う人がいてもおかしくないと思うのです。

そういう政治的確信犯(?)なウイルスではなく、愉快犯のウイルスが同じように流行った場合には…。