iPod散財日記


周辺機器をやっと買いそろえる事ができました。
結局トータルで7万近い出費。とんでもないです。殆どがカード払い。我ながら洒落になりません。散財。ボーナスはこれだけで終わりにしないと…。しないと。…たぶん。

特にお気に入りのClipPad!




わたしはコレの為にiPodを買ったといって過言ではありません。このつや消しのヌメ革。なんて素敵なんでしょう。最近気がついたのですが、ワタシは妙に革製品が好きなようなのです。このClipPadをAssistOnで見てから、ワタシはiPodを買いたくなったのです。

実際に届いてみて、さらに感激。意味もなく触ったりしてしまっている自分がいます。感動的なまでの仕上がりの良さ。本当は黒い色が好きなので、黒を購入しようと思っていたのですが「手許に届いてから使い込むにしたが少しずつ表面の色やツヤ、肌触りが変化してゆきます」というキャメルの魅力にやられた為にキャメルを購入。先にコレを購入してから、iPodを買えばよかったなぁ。ちょっと傷がついてしまった。
あ、でもデメリットがひとつ。上面の皮の厚みがあるので、iTrip 2が取り付けられなくなってしまったということ。うーん、買い換えるしかないかなぁ。残念だ。

とにかく高いSHURE E3c

銀座のMac館に遊びに行ったら、コレが売っていました。評判は聞いていたのですが、耳栓型というところが使いにくそうでちょっと敬遠をしておりました。…が、なぜかワタシはそれを持ってレジに持って行ってしまいました。何故!でも、値札が19,800円だったのにレジに持って行ったら17,800円だったのはきっとワタシの気持ちを察してくれた事なのかもしれません。
で、使ってみた感想。こんな高級なヘッドフォンを使うのは初めてです。とりあえず、いいと思った事と悪いところ。

良いところ
とにかく音が恐ろしく良い。音楽で生活しているわけでも、音に敏感な耳を持ったわけでもなく、128kbpsのMP3と192kbpsのMP3も聞き分けられない様なワタシが最初に聞いたときに、あまりの音の良さに鳥肌が立ったくらいなのです。単純に思いました「なんじゃこりゃ」と。よく、掲示板なんかに書かれている「音の解像度」というのが初めて解った気がします。本当にコレはスゴイ。また、その密閉製から音楽に集中出来るというのも素晴らしい。うるさい電車であるスーパーひたちに乗っても全く音が聞こえない。本当に耳栓のようなヘッドフォンです。いつ、どんな場所でも最高の音楽環境を得ることができるヘッドフォン。それがE3cだと思いました。
  • 悪いところ
    • 悪いところを羅列するのは、結構多いから。
    • 装着がムズカシイ。慣れれば良いというレベルではなく、sony等の耳掛け式のヘッドフォンに比べれば当然装着までの時間がかかってしまう。
    • 汚れやすい。耳栓型というとどうしても、汚れがつきます。これは構造上致し方ないのですが…。
    • 歩きながら使用すると足音が耳に響く。耳栓型で耳の骨がヘッドフォンと密着するために、歩くたびに「ズシンズシン」と頭に響きます。ワタシには歩きながら使用するのはちょっと無理です。
    • さらに、自分の心臓の音まで聞こえる。静かな曲を聴いていると自分の心臓の音まで聞こえてきます。なんか不思議な気分ですが。
    • あまりに音が聞こえなくて、町中ではちょっと恐い。もし後ろから通り魔が出刃包丁を振り回しながら来たとしても気がつかないでしょう。

というわけで、結構悪いところをあげてみました。しかしながら、これは大した問題ではないかもしれません。もう、とにかくその音の良さがすべてを物語っています。このヘッドフォンは、音の良さを極める為に造られたものだと。
逆に言えば、雑踏を歩いたりするときにはちょっと使いにくい。わたしが思ったことは、このヘッドフォンは、飛行機や電車等で長時間安定した環境でリスニングする場合に使うものなのだということです。町中のような所では、sonyの耳掛け式の簡単なものを使う。電車等に乗って落ち着いた場合は、ヘッドフォンを替える。飛行機や新刊製での移動が多い人たち向き…そんなビジネスマンに向いているのかもしれません。ワタシのように会社まで徒歩10分で、出張は月に1回あるかどうかという人間にはあまり向いていないような気がします。
しかしながら、売ったりしまったりはしません。このヘッドフォンには全ての曲をこのヘッドフォンで聞き直してみたいと思わせる魅力があります。
あ、あとコレは全く別ものなのですが、ワタシは町中の雑踏に流れるいろいろな音を聞くのが好きなのかもしれません。ただ聞くのではなく、密閉製が低いヘッドフォンをつけて音楽を聴きながら外部の音を聞くのが好き。自分の周りにいる人たちの、それぞれ違う靴の違う歩幅の違う体重の人たちの足音とと、町中から聞こえてくる様々な生活音を聞くのが好き。それに、音楽が組み合わさるとそのままいくらでも歩いていけるような感じ。大げさな感じですが、なんかそんなもんなのです。