ネットワークにつながりたい
なにで読んだかもすっかり忘れたのですが*1、企業で使用するコピー機には殆どモデムがついていて、トナー切れの前や故障の際にダイヤルアップで接続してその情報を送るそうです。しかしながら、わざわざ回線を引っ張ってモデムに接続するユーザはいない。そういうことで、トナーの交換というメーカに取って最大のチャンスを逃すことが多い。では、つなげてもらうにはどうするのか？その答えとして、Webサービスによる情報を送ろうではないか、という内容でした。最近の複合機はその殆どが企業内のネットワークにつながるわけで、それを利用したHTTPによる接続ならば、特殊なプロトコルを実装せずにすでにあるネットワークを利用して情報送信ができる。実際にそのサービスが始まっているのかわかりませんが、確かに「その通りだなぁ」と思うような内容でした。
「家電にRJ-45」ということですが、できることなら「家電に無線LAN」の方がありがたい。*2「電源を入れれば無線LANにつながる」というのは楽でいいです。もちろんセキュリティの面はあるでしょうけど、八畳一間の部屋ですらLANケーブルが這い回る状態になっているので。情報コンセントというのはイマイチ流行っていないようですし。「セキュアで、速くて、広範囲で、安い」そんな完璧な無線LANが登場すると、情報伝達の手法が根本から変わってくるような気もしますが、現状では特にセキュリティと価格の面で問題が多く実現は難しいのでしょう。「簡単につながる」と「セキュア」と言うのはなかなか、仲良くなれないようで…。*3
