限りないモノ

音楽が恋しくて。

マンション生活というのは、どうしてもヘッドフォンに頼りがちになってしまうのです。隣人がいるので、夜中は大音量で音楽を聴いたりテレビをみたりDVDをみたりすることができない。夜中に大きな音でクレヨンしんちゃんとか見てもいいわけですが、次の日から会社に行きにくくなったりするのは私の意図する範囲ではないために、極力さけたいわけです。隠れキリシタンとしては(違う。

そういうわけで、私はPioneer SE-DIR1000Cを購入したわけです。これで私も、素敵なヴァーチャルヘッドフォン生活に移行しヒビ幸せに陽水とかクレヨンしんちゃんとかを見ながら生きていくととができるはずでした。…ハズだったんです。

それは微妙に失敗に終わりました。
なぜか?

SE-DIR1000Cには光入力が一つしかないのです。しかしながら、光出力を行う機種は沢山ある。「HDDレコーダ」「PS2」「XBOX」「CDプレーヤ」と。最低でも4つの口がないとダメなのです。私の幸せ素敵生活は送れないわけで、なんとかしないとイケナイ。そりゃ、聞くごとに後ろのケーブルを切り替えてソースを変えればいいのですが、そんなことがイチイチできるような人間だったら、もう少しマシな人生を歩んでいるはずです。体たらく、堕落、そんな言葉が大好きなのです。

そこに現れたメシア。
オートデジタルオーディオセレクター AT-DSL14

4つのソースを自動的に切り替えちゃうよ!という素敵なモノ。お値段も1万円ほどとそんなに高くはない。僕のお小遣いでも十分手が出る価格で、これはもう買うしかないですな!みたいな感じとなっております。というか、買う。買おう。よし注文だ。っと、そうやって焦るのは私のヨクナイ癖である。一回、じっくりと、説明を見直して・・・。

ケーブルがついてないそうです。

仕方がない。TDKの光ケーブルを買おう。前に店で見かけて、非常に太く頑丈そうなわりにはメ2mで2000円以下という価格だったので、コッソリ目をつけていたのです。ずっと前から好きでした。ケーブルは機器につける4本と、セレクタからSE-DIR1000Cにつなげるケーブルの計5本。

…5本?
2000円×5本?

セレクターが1万円。
光ケーブルが1万円。

株でもうけてから買おう。