11月23日 川崎市教育文化会館

周知のセットリスト

01.お願いはひとつ
02.ワカンナイ
03.コーヒー・ルンバ
04.青空 ひとりきり
05.クレイジーラブ
06.花の首飾り
07.カナリア
08.LOVE
09.いつのまにか少女は
10.リバーサイドホテル
11.ワインレッドの心
12.嘘つきダイヤモンド
13.少年時代
14.とまどうペリカン
15.ミスキャスト
16.氷の世界
17.最後のニュース
〜アンコール〜
18.渚にまつわるエトセトラ
19.星のフラメンコ
20.夢の中へ
21.心もよう
22.傘がない

というわけで。
下半期初コンサート、川崎市教育文化会館

川崎駅は名前は聞いた事ありながらも行った事もなく。というより、神奈川県は殆どいったことがないのです。横浜も陽水のコンサートで行った事があるくらいなので、神奈川に行く=陽水のコンサートのような感じになりつつあります。
まぁ、それも当然で千葉県民が横浜に行くのであればレジャー施設等でないかぎり東京で要は足りるわけで、逆もまた真なりということで神奈川県の人もそうなのかもしれません。。

川崎駅、コンサート会場に近い出口からでたのですが、でてみると「ああ、こりゃ千葉と埼玉が馬鹿にされても仕方がない」と思える町作り。いやもう、水戸駅前なんかと比べモンになりません。シネコンはあるは、東急ハンズはあるわ、レンタルビデオはあるわ…もう、ここに住んだら生きる事には困らないね!という感じです。嗚呼、羨ましい。

閑話休題
会場は駅から10分ほど歩いた所にある、フツーの大きな文化会館。取り立てて言う事もないような、安心して入れる文化会館です。こういうフツーというのは、フツーの人間からすると非常に落ち着けて素晴らしいたたずまいなわけです。フツーって最高。

さて。
今回のコンサート、セットリストは先に書いたとおり。
井上陽水コンサート2003というツアーだったのですが、内容は今年の上半期にやったBlue Selection Tourとほぼ同じ。LOVEがあったりするところも、まんまです。あえて言うなら、ちょっと曲数が少ない。ダブルアンコールは殆ど期待できないような状態です。しくしく。

ただ、曲は「コンサートごとに違ったりする」と言われるように毎回楽しめるのです。というか、私は陽水の姿が生で見られるだけで幸せなんだ!と声を大にして渋谷の交差点でいう自信はありますので、何ら問題ありません。ハァハァ。

一曲目が「お願いはひとつ」というのがチョット意外。
この曲はネガティブなクリスマスソングというか、冬の歌というか…まぁようは「陽水らしい」クリスマス損愚なわけです。歌詞の中に「ジキル、ハイドまでがクリスマスプレゼントを買う♪」なんて言葉を非常にノリがイイ曲に合わせてさらっというんです。そもそも、おまえら二重人格じゃねーかよと。プレゼント交換じゃないんだからねぇ。
4曲目のクレイジーラブから、12曲目の嘘つきダイヤモンドまでは基本的には「ジャズアレンジ」。嘘つきダイヤモンドはまた、カッコイイんですよ。
氷の世界も前述のBlue〜と同じアレンジ。氷の世界はコンサートツアーごとにアレンジを買えてくるんで、ちょっぴり期待していたのですが…。しくしく。

アンコールは定石通りノリのイイ曲。
渚にまつわるエトセトラ星のフラメンコ夢の中への3Hitコンボはもう最高としかいいようがない位の楽しさ。この3曲を聴かされただけで、チケット代は十分元を取れるとおもってしまいます。そのノリのいい曲の後に、心もよう傘がないで一気に沈めるコトができるのが陽水のコンサートなのです。夢の中への時は、殆ど全員老若男女がスタンディングでコンサートに挑むわけですが、その次の曲が心もようだとすると、イントロだけで全員着席。この潔さはある意味すばらしいです。残りの二曲は、静かに楽しむ。そんな感じなのです。

というわけで。
これが川崎でのコンサートでした。
正直もう半分くらい忘れかけているのですが、曲については思い出せるのでつらつらと書きました。
うーむ、残りの2つも結構同じ曲があったからなぁ。ネタを使いつくさないようにしないと。

コンサートが終わったあと、すこし川崎駅周辺散策をしてみました。というか、単に腹が減っただけで何か食べたいモードに遷移しただけなのですが、初めての街でしかも一人となるとなかなか店に入る勇気もなく、美味しいモノも探せず…。そんなときに、BS STONEのあなもぐさんのメールでおいしいラーメン屋を教えてもらいました。屯ちんというお店(あとで知ったのですが、チェーン店なのですね)。大盛りでも料金が同じという優しいお店でした。美味しかったです。あー、やっぱラーメンっていいですなぁ。太るけど……。