舞台も踊る大捜査線
17日に舞台も踊る大捜査線に行ってきました。
なぜなら、舞台のチケットを譲って頂いたのです。ちなみに、カウントダウンも舞台挨拶も譲って頂きました。
感謝なんてモンじゃありません。ありがとうございます…。嗚呼。
で。
舞台。
いやー、おもしろかったです。
あの全員がボケに近い掛け合い漫才は最高ですな。というか、神田署長は天然ですね。分かり切った事かもしれませんが、あの人はそのまんまの雰囲気です。良い意味で演じてないという感じ。素敵です。
内容的には「結局丸く収まりました」という物語。
だから、プラスにもなっていないけどマイナスにもなっていないという平和な内容です。ある意味ありがちな内容かもしれませんが、そのありがちな内容をあの3人が演じているだけで不思議と笑いがこぼれてきます。「普通の日常を特殊なキャラクタが演じるコトがオモシロイ」というクレヨンしんちゃん的なモノなのかもしれません。
そうそう。
ゲストにですね。
真矢みきさんがいらしたのです。踊る大捜査線2では、踊る史上最高の憎まれ役である沖田管理官を演じた元宝塚の男役の方です。
ゲストは毎回違うヒトがいらっしゃるようで、魚住係長役の佐戸井けん太がいらしたり、踊る大捜査線 The Movie1の犯人役である始ちゃんこと北山さんという微妙な(失礼)ゲストがいらしたりしたようです。
舞台終了後のトークショーで、真矢さんは舞台からの登場ではなく中央の通路出口からの入場をされました。踊るスタッフの中でも特別ゴツそうな3人に囲まれての登場です。
ちょうどその通路が私の席の2つ前でしたので、そのお顔を非常にそばで拝見する事ができました。
で。
そのとき、ちょうど私の前あたりを通り過ぎる瞬間に、一瞬立ち止まり「あの顔」をされたのです。「あの顔」とは、映画を見た方なら一発で解る「あの顔」です。睨み付けるような、冷たい視線。その顔をしてくれたのです。私は通路から2つ離れた席でしたので、間近ではなかったのですが、真っ正面のヒトはどのような気持ちになったのでしょうか。少なくとも、アレは「蛇ににらまれた蛙」とかそういうレベルじゃないでしょう。
その瞳を見て、思いました。
嗚呼!(ハイヒールで)踏まれたい!
そして「このクズが」とか言われたい!
(注:それは真性です)
いや、でもコレはある意味正しい反応だと思います。
たぶんあの姿を間近で見たら、誰でもそう思うんじゃないでしょうか。きっと。
僕は正常です。
トークショーでは真矢さんはよく笑い、そして恥ずかしがりながらも沢山喋っていました。
質問タイムの中で踊る大捜査線2で一番の謎(と、私は思っている)部分への直球質問がありましたが、この質問には「柳葉さん(室井管理官役)からキツく口止めされているので、みなさんでお考えください」と答えられました。巧くはぐらかされましたが、「私としては一つの事を考えて演じたので…」と仰ってたので、何らかしらの意図はあったのでしょう。
他には「なんで皆さんは公務員のなかでも警察官になられたんですか?」という質問で、署長や副所長、課長などがみんな「父が警官・公務員・刑事で〜」というネタを返し、最後に(*)真矢さんが「母が犯人だったの」とかいうオチをつけるという素敵な展開。
*実際は、司会進行役の緒方君・森下君のミスで真矢さんの回答を飛ばして、次の質問に移ってしまったのです。
しかしながら、真矢さんは「私も答えたかったな〜」とシッカリ自己アピール。ちゃんとネタを考えていたようです。素敵。
最後は「沖田管理官になって私たちに命令してください!」という質問(?)で、
「あんたたち、映画、何回見たの?」
「一回?ふざけんじゃないわよ!」
というコトをやって頂きました。
(たしかこんな感じだった気がする)
嗚呼。
ハイヒールでグリグリされたい!