3万円の差で手に入る生活…プライスレス?

というわけで、仮想ではありますが実家と一人暮らしでは3万円の差が生まれます。一年間で26万。30歳まで実家にいるとすれば約130万円貯まる訳です。車が買えちゃいますねー。
さらに、実家に入るとどのようないいことがあるか?

朝ご飯が全自動
朝起きればご飯+みそ汁+おかずが入った素敵な朝ご飯が!
寝坊をしない
目覚まし時計を止めても、母親ブロックが!
洗濯?なにそれ
洗濯はカゴに入れておけば全自動。しかし、パンツに名前が書かれる危険が!*1
車使い放題
しかもガソリン代も入れる必要がないときた!
光熱費?
暑い夏はエアコンを使い放題だ!

うーん、素晴らしい。仕事が忙しくても、家に帰れってすでに沸いているお風呂に入って歯を磨いて寝れば次の朝には会社に行けます。楽ちんです。しかも、お金も浮くと来たらやっぱり実家だよね!
と、思うのですが…。果たして上記のメリットはメリットなのだろうか?と最近思うのです。というか、同期と色々話してみると「実家に住んでいるとストレスが多い」という話になるのです。慣れてしまえばそんなモンでもないのかもしれませんが、実家にある「自分の部屋」というのは果たしてホントに自分の部屋なのだろうか、という事。
ストレスっていうのは単純に「何時に帰ってくるの?ご飯はどうするの?お風呂はどうするの?」という親切心のような事で聞いていくる細かい事もありますし、気を遣われているという事自体がストレスなんじゃないだろうか、と。23時過ぎに家に帰って、どう考えても寝ている時間なのに起きている親とか、そういう親に気を遣って家に帰ったりする自分とか。親にとっては20歳になろうが30歳になろうが子供は子供であって、どうなろうが心配であるという事なのでしょう。たぶん。
一人暮らしはそれなりに大変だけど、それなりに楽しい。何となく、旨く伝えにくいのですが…。楽であることが幸せであるとにはつながらないんじゃないのか。仕事が遅くなって、23時過ぎに帰ってきて洗濯とかそのような家事をやるのは実は仕事から離れる為の一種の気分転換になっているんじゃないのか、という気がするのです。
まぁ…何となく話しがわかりにくいのですが、たとえアパートでもたとえ賃貸でも、自分で鍵を開けて入る自分の城…とまでは言い過ぎですがそういう家を持っていることってのは、苦労以上の何かをくれているんじゃないのか…ということ。同じくらい仕事が忙しい人を比べてみても、実家住まいと一人暮らしの人を比べると実は一人暮らしの人の方がストレスが少ないように見えるのです。仕事以外の事に脳を切り替えなければならないイベントが強制的にやってくる=家事等の生活、というのが実はストレス発散につながっているのではないか。な〜んて、最近思うのです。ふと、ね。

*1:ウチは男二人兄弟+父親です