中島みゆき スペシャルライブ in L.A 〜奇跡の4日間ドキュメント〜

「奇跡の〜」とか名前を付けるのが如何にも民放っぽいのですが、まぁその辺はよいとして。リアルタイム視聴&録画しております。あーカッコイイ。何でこんなにこの人はカッコイイのだろうか。美人でカッコよくて本当に凄いです。それにバンドが豪華だ。ここまでくるとバックバンドじゃないなぁ。
考えてみれば、普通にしゃべっているのを初めて見たような気がするなぁ。*1しゃべり方は可愛いんだなぁ…。なんかちょっとイメージが違うような感じ。しゃべり方があの人ににている…だれだっけ?そう、桃井かおり*2
この番組は正月にスカパー!で放送したもののダイジェスト版を地上波で放送したのですね。しっかりと放送中にCSでの再放送のCMが流れています。DVDで発売されないのかなぁ。

話は変わるのですが

このCDBOXが欲しいのです。30枚。そんなに高くはないのです。9万円くらい。安いものです。一気に買ってしまってもいいのですが、それはそれで寂しいのでジョジョに購入して行こうかなぁ。

うーーーーん…

CDの曲と比べるとちょっとイメージが違う…。全く持ってこういう事を言うのは失礼なのかもしれませんが、CDの方が良い気がしてしまうのです。何故だろう。実際にコンサート会場で聞くと違って来るのかもしれませんが*3、なんか弱いような。そんな気がしてしまうのです。
陽水はその逆で、CDで聞いた彼の曲は、コンサートやライブ映像の曲を聴いてしまうとホント聞く気にならなくなってしまう。CDの曲がヒドイのではなく、コンサートでの曲がスゴすごスギるのです。あの圧倒的な声量と声の伸びの前には、もう曲を聴くとか感じ取るとかそういう複雑な思考は一切通用しない部分があるのです。脳と鼓膜だけに神経が集中してそれ以外の器官が停止をするような。神聖な何かに対峙したときのようなそんな気分なのです。あの声は、神が与えたモノとしか言いようがありません。
どちらが良いというわけでも、どちらが悪いというわけでもありません。ただ単純なイメージとしてそうとらえてしまうのです。今回の中島みゆきのライブ映像を見てみると、CDに比べて鬼気迫る感じがしないというか。ストイックさが欠けているというか。歌うことを楽しんでいるという感じなのです。それは音楽という言葉からすれば至極当然の事で聴く側からすれば、歌っている人が楽しんでいる曲というのはこちらも楽しくなってしまうのですから。そう、なんか言い方がムズカシイのですが、そんな…全体的に楽しい雰囲気なんですね。嬉しそうな。

でまぁ…

陽水も中島みゆきも、殆どテレビにでない人ですが、やはりある程度歳をとってくると人間が丸くなって来るというか、「なんかそんなに片意地貼らなくてもいいかなぁ」の様になってくるのかもしれません。吉田拓郎だって、現役時代に彼の歌を聴いている人からすれば数年前にKinKi Kidsとバラエティ番組で競演していること自体が信じがたい事だったりするのでしょう。
自分が生まれる前から歌い続けているアーティストの曲を聴くというのは、本当に素晴らしいのです。先ほどのアルバムもそうなのですが、なんせもうすでに世の中に認められてアーティストの世の中に認められたアルバムが何十枚も出ているのです。こういうアーティストを好きになると言うのはある意味ずるい事です。好きなアーティストがこんな何十年も活動してアルバムを出し続ける事がそう滅多にあるものではありません。そういうことがシアワセなのです。

*1:中島みゆきオールナイトニッポンの世代じゃないので

*2:両方のファンから怒られそうだが

*3:特に「夜会」なんかはものすごいという話ですし