石田衣良さんの新作

アキハバラ@DEEP

アキハバラ@DEEP

社会からドロップアウトした六人の若者が開発したサーチエンジン「クルーク」。ネット上で人気を高めていく彼らに巨大企業の影が……

どうなんでしょ。IWGPシリーズの第4弾である「電子の星 池袋ウエストゲートパーク〈4〉」のタイトルにもなっている「電子の星」では、「裏DVDをクラックして、ホットスポットを利用しながらP2Pソフトで映像を流す」という事をやっていたりしました。無料のホットスポットを使うよりも、認証がない無線LANを使った方がソレっぽいし、DVDのクラックは自力でやらなくてもいろいろ方法があるだろう*1とか思ったりしたのですが、全体的に見れば破綻もなく、そんなに悪くなかった気がします。少なくとも、脅迫状を自宅のパソコンから電子メールで送信するという素晴らしいことを成し遂げた、東野圭吾さんの「ゲームの名は誘拐」よりはマシなような気もするが…。速攻で捕まりますよね、普通。
IWGPには、盗聴オタクやどんなネットワークにでも侵入できるハッカーとかが出てきたりするのですが、まぁ、漫画の世界と同じようなものなのであまり違和感はありません。今回のアキハバラ@DEEPではどのような内容になるのでしょうか。11月26日発売。買わないと。

*1:ちなみに、解析に丸々二日かかったらしい