ノートパソコンの修理

パナソニックから電話がかかってきました。やっぱり「完全修理」だけじゃ、どこが悪いんだかさっぱり解らなかったらしいので「どこがおかしいの?」と聞かれました。とりあえず、HDDの電源が勝手に落ちるてスピンアップを繰り返すのと、液晶にノイズが走るというのを伝えました。まだ、購入してから1年と半分くらいだったので技術料のみでHDDのお金はいらないよ!という素晴らしいサポート。「お茶こぼしちゃったんで…」と言ったのですがそれでもOKでした。でも、「分解してネジ穴をばかにしちゃって、ネジの頭をつぶしちゃって、ネジを一個余らせて、変なパーツが余った。しかも、HDDの容量を増やすためにリカバリ領域を削除して完全にクリアしてるんだよね〜」という現実は伝えずに起きました。ごめんなさい神様。それでも何も見なかったように修理してくれたらパナソニックは神様だと思います。是非とも、よろしくお願いします。
ただ、個人的に失敗だと思ったのがそのまま修理にだしてしまったということ。OSは起動しないでもっとローレベルで検査するソフトを使うだろうから、別にいいやと思っていたのが失敗でした。電話口でログインパスワードを聞かれたので、仕方なく答えたのですが少なくとも使用しているアカウントは削除してサポート用にパスなしのAdministratorを用意しておくべきだと思いました。普段使用しているアカウントは生きているので、すべて丸見え…。まぁ、見られたら死んじゃうような恥ずかしい写真とか素敵なポエムとかあるわけじゃないですし、最低限重要なファイルは削除しておいたのですがツメが甘かったです。削除も普通の削除で復元可能な状態だし。メールデータから各種パスワードは抜き出せるかも。まぁ、自分のファイルなんてほしがる人はいないでしょうけど…。ああ、でもマイドキュメントくらいは削除しておいたほうがよかったな。メッセンジャーのログとかちょっと恥ずかしい。
少なくとも修理に出す場合は

  1. 必要なファイルをバックアップ
  2. 使用しているアカウントのプロファイルを削除
  3. 使用しているアプリケーションを削除
  4. cipher /w:ドライブ を実行

という手順は最低でも必要かと思います。cipher.exeに/wのオプションをつけると、現在の空き領域を米国防総省方式といわれるカッコイイ名前の消去手順で削除してくれます。*1まぁ、いろいろやると面倒なので

  1. OSをリカバリ
  2. cipher /w:ドライブ を実行

でもOKかとおもいます。パナソニックのユーティリティには、ドライブの完全削除ツールが付属しているので

  1. 完全削除ツールを実行
  2. OSをリカバリ

が楽だと思います。リカバリ後は起動せずにそのまま修理に回せばいいので。とは言っても、修理するということはHDDが壊れていたりマザーボードが壊れていたりする場合が多いと思うので、どうしようもないかもしれませんが。企業のPCなんかでは今話題の顧客情報が入っていたりして、修理に出したら情報が…なんてことにもなりかねないですし、なかなかそのへんは難しいのかもしれません。とはいっても、そんな悪いことを考える人たちはいないと信じたいです。信頼問題ですからなぁ…。このご時世、そんなことでニュースになったらその会社にとって死活問題だし。