ものを減らしたい。
人間が人間であるための部品が決して少なくないように、自分が自分であるためには、驚くほど多くのものが必要なのよ。
てな事を素子さんは言っていたような気がするのですが、人が生きるために必要な物は意外と少ないのです。生きていくという最低限のレベルを見てしまえば食べ物さえあれば何とかなっりします。ただ、今回はそういう意味ではなく生活していく上での最低限のもの。そのような考えでも、必要な物というのは意外と少ない。
ワタシは浪費癖と衝動買いの性質を持っているようなので、部屋には物があふれてきます。衝動買いした物というのは、たいていの場合必要なかったりするので、遅かれ早かれそれは使わなくなっていきます。使わなくなった物をそのまま置いておいても、屋の領域を無駄にするだけです。ソレが中途半端に大きかったりすると、部屋の各所にフラグメンテーションが発生し、徐々に生活スペースが浸食されてきます。そのために人は年末等に「大掃除」と銘打って生活のデフラグをおこなったりするのです。嗚呼。なんて罪深いのでしょう!
たとえば、今ワタシの寮にあるモノはなにか?*1ざっと見渡してみると、以下のように挙げられます。
ざっとこんなモノでしょう。冒頭で「意外と少ない」と言っておきながら意外と多かったです。しくしく。この一覧はワタシがワタシとして生きていくために必要なものの一覧。この中のどれかを失ってもワタシはちょっと悲しい気持ちになるでしょう。
ただ、逆に言えばこの程度のものしか必要がないということでもあります。今住んでいる部屋は八畳ですが上記のもの程度ならば四畳半程度の部屋でも十分生活可能かもしれません。*2
この状態を守ったままでさらに持ち物をスマートにするためには、パソコンを小型のキューブタイプに買えたりディスプレイやテレビを液晶にしたりする方法があります。小説とか漫画は売ってしまえばいいじゃないか、という事にもなるのですが、これらはワタシの一部でもありそれは不可能な選択です。100歩譲って読まない本は押し入れにしまうとかなら可能でしょう。遊び終わったゲームとかもそうする必要性があるかもしれません。効率的なAVラックを購入してする事もそれにつながるでしょう。
極力ものを少なくしていきたい。というのが最近のワタシのブーム。とにかくシンプルを目指して生きていきたいのです。余計なものは買わない、取っておかない。なかなか難しいんです。この生き方…。